サーバ統合して省エネを目指すぜ! (VM編3)

2TBのvdiイメージを2つ作ってWHS2011のサーババックアップを取ろうとしたらどーにもまともに終了しない。 2つのvdiイメージをフルパワーでアクセスするから、サーバ側のHDD throughputが破綻している感じに見えるが、実際のところはよくわからない。 VBoxManage bandwidthctl "WHS2011" --disk DiskLimit --add disk --limit 40 VBoxManage storageattach "WHS2011" --controller "SATA controller" --port 0 --type hdd --medium WHS2011-disk1.vdi --bandwidthgroup DiskLimit VBoxManage storageattach "WHS2011" --controller "SATA controller" --port 1 --type hdd --medium WHS2011-disk2.vdi --bandwidthgroup DiskLimit という感じの対応を行ってみたが効果のほどがこれまたよくわからない。難しいねぇ。

January 7, 2012 · 1 min · 41 words · nekomimist

サーバ統合して省エネを目指すぜ! (VM編2)

そんなわけで各PCのバックアップをWHS2011にとっているのだが、存外KONAのメモリが厳しい。 メモリ食いなZFSとメモリ食いなVMがメモリを食いあって、物理メモリ16GBでもswapを使いに行ってしまう。物理メモリを32GBにしたくなってしまったりもするが、まあ、それより前に調子にのって大きく取っていたarcを減らすべきだろうということで、とりあえずloader.confでvfs.zfs.arc_max="8G"としてしばらく様子を見る。 あと、WHS2011にまだ慣れない。初代WHSに慣れすぎなんだと思うが……。

January 4, 2012 · 1 min · 3 words · nekomimist

サーバ統合して省エネを目指すぜ! (VM編)

このままでは単にFreeBSDマシンをパワフルにしただけなので、WHSが担っていたバックアップサーバ等を役割をまかせられる環境を作る。ツールはVirtualBox、そしてOSはWHS2011である。 まずはPortsからVirtualBoxを入れる。うちのFreeBSD環境にはXは入ってないので、X関連設定はばっさりカット、そのかわりVNCを有効にしておく。何事もなくインストール完了したので、次はVMの設定をする。 VBoxManageでイチから作れるのだが、面倒なのでWindows PCにVirtualBoxを入れてexportしたものをimportしたりしたのだが、HDD形式がvdmk(VMware形式だね)になったりして却って面倒だったような気がする。以下、WHS2011をVMに入れる場合のポイント。 メモリは最低2GB有効にしておく必要がある。事実上64bit環境じゃないとVM化はムリやね。 サーババックアップを有効にするためにはシステム以外にHDDが1台必要なので、2TBの仮想HDDを2台作っておくとよい。 こんなところだろうか。あとWHS2011メディアはISOファイル化してマウントして最初だけここから起動させること。`VBoxManage modifyvm`で`--biosbootmenu`あたりをいじっておいて、起動後に初回だけcd-rom driveを選べばよい。 で、VBoxHeadless --startvm WHS2011 --vnc --vncport 10000 --vncpass hogehogeのような感じで起動して、別PCからVNCで繋ぐとOK。あとは普通にインストールすればいいのだが、なぜかVNCが800x600にしかならずに画面が見切れてて苦労した :-) あとはネットワークの設定をちょっといじって終了。

January 2, 2012 · 1 min · 19 words · nekomimist

サーバ統合して省エネを目指すぜ! (作業編)

まずはLULLIを止めて、古いCPUとM/Bとグラフィックカードを外し、新しいCPUとM/Bを入れた。入れるのはCore i7 2600Kの内蔵GPUを使う分だけ楽なのだが、SATAケーブルの配線に予想通り難儀した。見た目のわりに中身が狭すぎるよP182……。 なんとか組み入れられたので、ソフト的な準備を行う。統合サーバは当然のようにFreeBSDで運用する。ぶっちゃけKONAの環境そのままでいいのだが、せっかくSSDが余ってるので、rootとZFSのZILとL2ARCをそこに置きたいのでそういう作業を行う。 まずはKONAを止めて、SSDをつなぐ。あ、SSDは事前にSecure Eraseしたよ。 gpart create -s GPT ad6 gpart add -b 40 -s 128 -t freebsd-boot ad6 gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 ad6 gpart add -s 1G -t freebsd-ufs -l root ad6 6.KONAの/をdumpして、SSD側でrestore。 という感じだったはず。ブートのHDDがad4なので、SSDはad6。なぜ4KセクタHDDでもないのに4K境界に合わせて-b 40なのか?とか、なぜZFS rootにしない?とか、そもそもrootに1GBもいるか?という話もあるがまあ気にするな :-) 5.でrootと名前をつけたので、以降は/dev/gpt/rootで扱えるのが楽。そのためにgptにしたのさ。 ちなみにroot以外は全部zfsのpoolに入っているので、HDDと共に新マシンに移動してもらう。 で、/dev/gpt/rootをどっかにマウントして、/boot/loader.confと/etc/fstabをふにふにする。KONAのAHCI無効で使ってのだけど、新マシンはAHCIで使おう!ってことでloader.confにahci_load="YES"を追加。fstabの方は/dev/gpt/rootを/にマウントするよう変更しておしまい。 以降は新マシンで作業。 SSDともともとKONAについてたIntel CTとRocket RAID 2314と外付けHDD4台を新マシンに移行。 新マシンをSSDから起動 (外付けHDDはda0-3で変わってないので普通に起動する)。 1TB×5で新規にraidz1なpoolを作る。 zpool create tank-new raidz1 ada1 ada2 ada3 ada4 ada5 だったかな。 KONAのZFS構成と同じになるようにひとつひとつ新poolでzfs createする。 旧poolの各FSでsnapshotを取る。 zfs snapwhot -r tank/pub@nowのような感じ。(@nowとか名前適当すぎだよね :-p) 旧poolの各FSからそのsnapshotをsendして、新poolでrecvする。 zfs send -vR tank/pub@now | zfs recv -vdF tank-newのような風味。 全部コピーが終わったら旧poolをexportして外す。 新poolもexportして、旧ZFSと同じ名前でimport (zpool import tank-new tankみたいな) ちなみに、旧poolは過去の事情があって(2TB+2TB)×2のmirrorなのだ。4台あるならraidz1にしたいよね?ということで作りなおすに1TB×5のraidz1に新規に移行してみたのだった。 ...

January 2, 2012 · 1 min · 122 words · nekomimist

サーバ統合して省エネを目指すぜ! (準備編)

関西の電力状況もよくないし、サーバの統合をして省エネを目指すぜ! って話。 稼動していたサーバマシンは2台。 LULLI: Core2Extreme X6800 + メモリ2GB + 1TB HDD×5のWindows Home Serverマシン KONA: Core2Quad QX9650 + メモリ8GB + 2TB HDD×4のFreeBSD 8.2Rマシン LULLIがファイルサーバとWHSでのクライアントPCのバックアップ用、KONAは外部からsshで入る時の踏み台かつiSCSI targetという感じ。なのでLULLIのHDD5台はWHSのDEに管理をまかせていたし、KONAのHDD4台は当然のようにzfs運用である。 新サーバ用のパーツはと、ある事情で余剰していたIntel X25-M 160GBとCore i7 2600Kと追加で買ったP8Z68-V Proとメモリ16GBだけ。あとはLULLIからケースとHDDと電源、KONAのケースとeSATA RAIDカードとNIC(Intel CT)を使って組む方向で考える。 まずはLULLIを止める下準備を行う。KONAのZFSのプールにまだ余裕があったので、ファイル一式はまるまるsambaに背負わせた。各PCのバックアップは捨ててもまあ大丈夫だろうということできっぱり諦める。 ついでに新構成のCPUとCPUクーラーとM/Bとメモリだけは組んでおく。クーラーはメインPCでも使っているSCMG-3000。実はこのクーラーは、P8Z68-V PROには大変取りつけづらいのだが、CPU周囲のバックパネル側のヒートシンクを外してからCPUクーラーを固定すれば苦労が少ない。 ASUSTek Intel Scket LGA1155 ATXマザーボード P8Z68-V PRO サイズ サイドフローCPUクーラー MUGEN∞3「無限参」 SCMG-3000 ここまでが先月中の作業だったりする。そして年明け早々に本格的な移行作業を始めるのだった。

January 2, 2012 · 1 min · 47 words · nekomimist