Windows Home Server (WHS)が終息してしまう話。

WHSが2011で終息して、Window Server 2012 Essentialsに統合されてしまうとの話で、Windowsクライアントのバックアップを統合的にハンドリングできる安価なソリューションがなくなってしまってちょっと困っている。 WHSv1が出てからずっと自宅のWindowsクライアントPCは物理仮想まとめてWHSにバックアップをまかせていたのでねぇ。何も考えずに直近a日間・b週間・c月間(a,b,cは変更可能)が取れてるし、リカバリDVDやUSBメモリで一発復旧できて便利だったのに、だったのに……。 さて、代替はどうしたものか。 Windows7 or 8の標準バックアップにまかせる → 自動での世代バックアップと一発復旧を諦めることになる。復旧はともかく世代バックアップをあきらめるのはイヤだなぁ。 Windows Server 2012 Essentialsを購入する → $425と高いし、バックアップのためだけに買うのはどうかなぁ……。 他の世代バックアップ可能なソフトを選ぶ。EaseUS ToDo Backupあたり?→無難な気がする。 とりあえず3.の方向でソフトを検討するとしよう。まぁ、VirtualBox上でWHS2011を動かすのもリソース的に厳しかったから、これはこれで割り切れていいのかもしれない。 (8/3追記) EaseUS ToDo Backupを試用したが、やっぱどーもWHSのバックアップの楽さには勝てん。WHS2011がWindows8のバックアップにも対応するならば、しばらくそれでしのぐのがいいかもしれん。

July 31, 2012 · 1 min · 25 words · nekomimist

CUBE U30GTインプレッション。

なんとなく、10.1インチの中華Androidタブレットを買った。CUBE U30GT。 メインプロセッサはRockChip RK3066で、下記のようなものらしい。 CPU ARM Cortex-A9 1.6GHz Dual GPU ARM Mali-400MP Quad Memory 1GB Cortex-A9とMali-400はARM純正コンビなので無難。Samsungも今のExynos4はこの組み合わせだしねー。 今夏のスマホを席巻しているSnapdragon S4のKraitコアはCortex-A15対抗コアなので世代が違って、クロックで上回ったとしても勝負にはならないけれど、Cortex-A9とはいえDualかつ1.6GHzで動けば、初代の1C2Tの1.6GHzのAtomには勝てそうな性能のはずなので、まあ、十分といえば十分。 買ってちょっと動かした後、カスタムファームのEvolution Prime 1を入れた。こいつは普通にrootも取れてるし、Google Playが使えるファームなので、日本語フォントをAndroidのgitレポジトリから取ってきたモトヤLマルベリ3に変更して、あとはINFOBAR A01で使っているソフトなどを入れて設定終了。 重量は658g。決して軽くはないが、持ち歩いて外で使うこような大きさの端末ではないので、そんなに問題ないように思える。あと、Cortex-A9 1.6GHz Dualというのはわりと無理してるようで、負荷かけるとCPUのあたりがけっこう熱くなる。が、まぁ、こんな端末で計算しまくるわけではないので、様子見といったとこと。 それにしても3.7inchのINFOBAR A01と比較するとえらいサイズ差だ。動画でも電子書籍でも、腰を据えてコンテンツを閲覧するにはINFOBAR A01は小さすぎたので、うまく利用できるといいなと思っている。ちなみにINFOBAR A01の画面は小さいが、片手で使う分には理想的なサイズなので、出先で使う端末は今後も3.7inch級を選びたいところ。 ちなみにこの子には前面背面カメラがついている。まあ、ひどい画質ではあるのだが、あるとないとでは大違いだ。前面カメラがあるということはビデオチャットができるということだし。まあ、しないけど :-) あとBluetoothがついている。何に使うかと言われるとA2DPプロファイルで使うくらいしか思いつかないけど。 だいたい2万円と、中華パッドにしては高かったのだが、見た目の作りもそんなに悪くない感じなのでである。一部組みつけが悪いのかブカブカ浮いてる感じはするのだが……。 1280x800なので、実は今の4.5~4.7inch級スマホと解像度的には大差ないのだが、まあ、今の世代のCPUとGPUで安全に使える解像度だとは言えるかもしれない。高解像度データをハンドリングするにはCortex-A9は非力すぎるし、Mali-400 Quadもそこまで速くない。Full-HD以上はARM純正ならCortex-A15の2GHz Dual以上、GPUはMali-T604世代になってからにするときっとよい。プロセスルールが28nmになって消費電力も下がるだろうしね。

July 16, 2012 · 1 min · 37 words · nekomimist

gitに乗りかえた雑感。

自宅の環境ではMercurialでもBazaarでもそう遅くは感じなかったのだけけれど、まあ、たしかに軽く感じる。会社の環境はアンチウイルスのMcAfeeとの食い合わせが悪くBazaarは使いものにならなかったのがズパズパ動くのは気持ちがよい。 Subversion/Bazaar/Mercurialとの違いとして、管理されているファイルを変更しても[cci_bash]git add[/cci_bash]してステージしてやらないとcommit対象にならないのは面白いと思った。一つのファイルの中のどの部分をステージするかすら[cci_bash]git add -p[/cci_bash]でできる事を考えると、「サボって複数の変更を一つのコミットにまとめてしまうな!」というメッセージを感じるね。 あと、branchとheadが存在が軽いのに戸惑ったりもしたが、便利だとも思う。さっとブランチを作ってその上で開発してmasterにマージして消せるし、[cci_bash]git reset –hard HEAD^[/cci_bash]でhead(とindexとworking tree)が履歴を辿って戻せるというのも新鮮。戻りすぎてもreflogに残っていればまた戻れるので安心。すごい「ポインタ感」。 ちょっと困ったときに、ぐぐると情報がすぐにひっかかるくらい情報が溢れているのはよい。Mercurialはまだよかったけど、Bazaarの情報はホント少なかったのでね。 コマンドはなかなか覚えられないが、コマンドラインで使ってナンボなかんじ。ただ、GitHub for Windowsの割り切り方はそれなりにうまい。Git Extentionsの方がずっと機能は多いのけれど、「どうしてもGUIで見たいものは何か?」と考えると、案外かなりの場合はGitHub for Windowsで足りると思う。どうせ込み入った作業はシェルから作業するからね。

July 3, 2012 · 1 min · 17 words · nekomimist

もうgitでいいや。

自宅のファイル管理環境としてBazaarをしばらく使ってたのだが、どうもあまり流行らない感じだったので、今年に入ってMercurialに乗りかえていた。が、なんかどうもgitの勢いがさらに増している感じがしていて、gitを知らないのはイマイチなのではないか、と思ったので、gitに乗りかえてみた。 まず、mercurialのレポジトリをgitに移行する。レポジトリはFreeBSD環境に全て入っていて、Windows側はすべてそれのcloneなので、FreeBSD環境で移行さえできればよい。portsでMercurialとgitを入れて、hg-fast-exportを使えば、hg-fast-exportの制限にさえひっかからない限りは悩むことはない。うちでは制限にひっかからなかったので悩まずに済んだ。 で、git。手元の環境はWindowsなので下記2点を使っている。 GitHub for Windows Cygwinのgit うちのコマンドライン環境は非常にCygwinに依存しているので、コマンドラインで使う時はCygwin gitを使い、グラフィカルに見たい場合はGitHub for Windowsを使うという感じを目指している。GItHub for Windows 1.0.11でコミットログの文字コードがあやしくなっていたが、現状最新の1.0.12では直っているので問題ないようだ。 さて、GitHub for WindowsのバックエンドはmsysGitなので、つまりmsysGitとcygwin gitの両刀使いになっている。最近のmsysGitはファイル名をUTF-8として取り扱うので、この2つはあまり齟齬なく同居できるはずだ。 GitHubのアカウントも取ったけど、無料の範囲だと問答無用で公開になるのが悩みどころ。そこはbitbucketの方がよいのだよなぁ。

June 30, 2012 · 1 min · 19 words · nekomimist

ZFS poolを移行する話。

しばらくFreeBSD 9.0Rマシンで、raidz (1TB×5) + raidz (2TB×4)で合計11TBのプールで運用していたが、 先日2TB×4のうちの1台が死んだので、あわてて移行処理を始めることにする。 合計11TBのプールなので、これを下回るHDD構成は却下である。 サーバのM/BがASUS P8Z68-V PROなので、SATAは合計8ポート。1台はシステムとzfs logとcacheを兼ねるSSDで使う。そしてMarvell SATAの2ポートはあまり使いたくない。 ということでほぼ自動的に3TB×5のraidz構成とする。今回のHDDはSeagate ST3000DM001。 なにしろ総勢HDDは5+3+5で15台なので、1台のPCでは移行できない。余剰していたCore2Extreme QX9650マシンにFreeBSD9.0Rを新規に入れて移行処理に使う。 移行元:現サーバ(KONA) 1TB×5+2TB×4 移行先:旧サーバ(TUNA) 3TB×5 こんな構成。 んで、移行手順。 まずTUNA側sshd設定をいじって、KONAからsshで入れるようにしておく。今回はどーせ移行にしか使わないのでrootで入れるような極悪設定ににした。つまり、/etc/ssh/sshd_configにPermitRootLogin yes PasswordAuthentication yes と書いた。ひどいね。 TUNAで新poolを作る。gnop経由で4Kセクタ考慮してzpoolを作らせる。深く考えたくなかったのでこのへんのgnop_aftをそのままいただいて、ada1.nop~ada5.nopを作らせてから、zpool create tank raidz ada1.nop ada2.nop ada3.nop ada4.nop ada5.nopとした。 次にKONAでsnapshotを取る。zfs snapshot -r tank@date ‘+%Y%m%d-%H%M’`ちなみに"tank"は単にpoolの名前である。 そしたらrootでzfs send -vR tank@20120606-0800 | ssh root@tuna zfs recv -vdF tankとしてしばらく待つ。 今回はsend/recvにすごく時間がかかったので、4.が終わったらもう一度snapshotを撮ってsend/recvする。2回目はインクリメンタルでよいのですぐ終わる。zfs send -vR -i tank@20120606-0800 tank@20120607-0800 | ssh root@tuna zfs recv -vdF tankという感じ。 最後にTUNAでzpool export tankして、KONAでimportするのだが、古いpoolも新しいpoolも名前がtankなので文句を言われる。zpool importするとリストとidが出てくるので、zpool import (importしたい新しいtankのid)とすると無事importされる。 7....

June 7, 2012 · 1 min · 158 words · nekomimist